品川区大井にある神社。創建年代は不詳ながら、新編武蔵風土記稿には“鳥羽院の皇胤信光の嫡男、頭中将光政が子どもに恵まれず、蔵王権現に誓願したところ、一子を授かったことで蔵王権現を創建した”といった旨が記されている。
これが当社のことではないかとされている。また、広町・大井一丁目は旧名を権現台・鎧ヶ淵と呼ばれていたが、その地名の由来となったとも言われている。権現台の鎮守として何度も移転を重ね、現在の社殿は昭和六十三年(1988年)に氏子の寄付により建てられた。
その他、江戸時代に流行った火事・疫病から大井村の人々を救ったのが権現神社の天狗とする伝説があり、今も毎年4月第3土・日に行われる例大祭は通称「天狗祭り」と呼ばれている。その際の神輿には巨大な天狗の顔が鎮座している。
境内はJR・東急大井町線「大井町駅」から徒歩5分の立会道路(立会川が暗渠化された)沿いにある。途中には伏見玉光稲荷大明神もあり人通りが多く参拝する人が絶えない。鳥居をくぐるとすぐ右に手水舎、正面が拝殿となっている。
御朱印は社殿左手にある社務所の窓口で対応している。初穂料は500円で、通常の直書きタイプ以外に、書き置きタイプの限定御朱印も数多くある。また、荏原七福神めぐりの福禄寿も祀られており、あわせて参拝できる。





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