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2018/09/05

谷保天満宮

国立市にある神社。東日本最古の天満宮で亀戸天神社、湯島天満宮ともに関東三大天神の一つとして知られている。この神社の御祭神が菅原道真公と菅原道武公の二柱なのは創建に関係している。


菅原道真公の第三子菅原道武が当地に配流。延喜三年(903年)、道真公が薨去の報に、道武公が思慕の情から道真公の像をお祀りしたのが始まりとされる。延喜二十一年(921年)に道武も薨去すると相殿に合祀された。


境内はJR南武線の谷保駅から徒歩3分の場所にある。南口をおりて道を真っすぐ進んだ先に大鳥居が見えるのでわかりやすい。二ノ鳥居をくぐるとすぐ左手に手水舎があり、その手前右手には稲荷神社・蒼守稲荷神社・淡島神社の合殿がある。


「下り宮」の形式になっていて手水舎の先の石段を下りて右手に参道が続き、拝殿につながる。左手は神楽殿となっていてまず目に入るのが座牛の像。さらに参道を進むと右手には先ほどとは別の撫牛がある。


また本殿の左手奥には弁天池があり境内末社の厳島神社が鎮座。池の右手は山のようになっていて途中に天照皇大神宮、妙義神社、日吉神社、熊野神社、稲荷神社の五社合殿と三郎殿があるが、池の周囲はあじさい園にもなっている。


弁天池の水は透明度が高く鯉が泳いでいて神秘的。実は常盤の清水と言われる湧き水で昔は周辺地域の人々の井戸として利用されていたらしい。松延宝年間に当社を詣でた僧侶が「とことはに湧ける泉のいやさやに 神の宮居の瑞垣となせり」と詠んだのがその名の由来とされている。


なお御朱印は社殿左手にある社務所で拝受できる。御朱印帳を渡して番号札を受け取り、書き上がるのを待つ形式。社務所の2階は宝物殿となっており重要文化財が展示されている。


2018/08/05

亀戸天神社

江東区亀戸にある神社。正保三年(1646年)九州太宰府天満宮の神官だった菅原大鳥居信祐公(道真公の末裔)が神のお告げにより天神信仰を広めるため諸国を巡り歩き、寛文元年(1661年)に江戸の本所亀戸村にあった天神の小さな祠にご神像をお祀りしたのが始まりとされる。


寛文二年(1662年)太宰府の社にならって社殿、回廊、心字池、太鼓橋を設営し、その後350年後の今日まで東国天満宮の宗社として崇敬されてきた。明治六年に准勅祭神社に指定され東京十社の一つになり、昭和十一年に現在の亀戸天神社になった。


境内はJR錦糸町駅と亀戸駅の中間くらいの場所にあり、京成線押上駅からも歩ける。錦糸町駅からだと錦糸公園を斜めに抜けて横十間川を渡り、墨田区から江東区になった辺りにあるのでわかりやすい。


大鳥居をくぐるとすぐに太鼓橋(男橋)。橋の上からは境内を見渡すことができ、さらに参道を進むと平橋があり、その先に二番目の太鼓橋(女橋)が見える。また参道の途中には弁天社がある。


女橋を渡ると右手に手水舎があり左手には菅公像、その少し先には、天神信仰らしく神牛像(撫で牛)。そして正面には立派な社殿が構えている。戦後に再建されたものらしいが、さすが東京十社に数えられるだけあって迫力がある。


境内社として弁天社の他に御嶽神社、花園社がある。御嶽神社は亀戸天神別当の玄関辺りにあったが延宝五年(1677年)に移されたらしい。ここに祀られている法性坊は道真公の教学、御所の師で、道真公薨去の後は太宰府天満宮の社殿造営に関わられたらしい。


なお御朱印は社殿右手奥にある授与所で拝受できる。窓口で御朱印帳を渡して番号札を受け取り書き上がるのを待つ形式。初穂料は300円で御朱印と一緒に「すみだだより」や天神まつりなどのパンフレットもいただいた。


2017/08/20

湯島天満宮(湯島天神)

文京区湯島にある神社で創建は雄略天皇二年(458年)に天之手力雄命を奉斎したのが始まりとされる。正平十年(1355年)に郷民が菅公の御偉徳を慕って合祀。文明十年(1478年)太田道灌により再建され、天正十九年(1591)には徳川家康から朱印地5石を与えられた。


明治維新から湯島神社という名称だったが平成十二年に正式名称を湯島天満宮に改めた。湯島天神というのは通称で、東京を代表する天神さまとして合格祈願に訪れる参拝者が多い。


境内へは春日通りの湯島天神入口から入り銅鳥居があるのが表参道だが、この他にも男坂や春日通り沿いには夫婦坂から入る参道もある。表参道から入ると左手に手水舎、その先の正面に社殿が構える。


手水舎の近くには石造りと鋳造の撫で牛がありいかにも天満宮という雰囲気がある。また境内社として社殿の裏手に笹塚稲荷神社と戸隠神社が鎮座。また毎年2月に梅まつりが開催される梅園も美しい。


御朱印は拝殿左手の参集殿内に専用の窓口があり、御朱印帳を渡して番号札を受け取り待つ形式。梅をあしらったオリジナル御朱印帳もあるようだ。