2026/07/12

西新井雷神社

 足立区西新井にある神社で「雷」は“いかづち”と読む。境内掲示の由緒書によれば、“正徳三年(1713年)この地方は度び重なる落雷に襲われ田畑は荒れ果て草木は枯れて荒地と化し…”とある。

鳥居

足立風土記稿によると、創建は定かではなく享保期に新田開発や治水が進んだ(享保の改革)が、人々は、再び村が荒廃しないよう大雷神を祀り、境内の中央にご神木として椎ノ木を植えた。これが当社の始まりとされる。

手水舎

境内は東武線「西新井駅」から徒歩20分の場所にある。鳥居をくぐると右手に手水舎があり、すぐ正面が社殿という配置。拝殿の前に狛犬があり、左奥には神輿庫が確認できる。また、境内左側は地域の集会所も兼ねた社務所となっている。

雷神社

最寄り駅から距離があるが、途中に小さな公園がいくつもあるので疲れたら休憩ができる。徒歩だと線路脇の住宅街の路地を進んだり、地下道をくぐったりかなり入り組んでいるため、地図アプリは必須。散歩としてはかなり楽しかった。

狛犬と神輿庫

御朱印は社務所で拝受できる。御朱印の対応日が決まっているため、事前に西新井雷神社公式Xで確認してから参拝するのがおすすめ。御朱印は直書きで初穂料は500円。御朱印の他に小さなシールもいただきありがたかった。

御朱印




2026/07/10

長島香取神社

 江戸川区東葛西にある神社。東京都神社庁の公式ページによると、かつては茂呂神社と呼ばれ、長島村の鎮守だったが別當の自性院が文久年間の火災により古記録を焼失したため創建に関する詳細は不明とある。

鳥居

江戸川区の郷土資料によると、区内にはこちらの香取神社も含め、香取神社の祭神である経津主神を祀る神社が14社。利根川下流の千葉県香取市に総本社の香取神宮があり、多くの武将から崇敬されてきたため、利根川・江戸川沿いに香取神社が多いらしい。

手水舎

境内は東京メトロ東西線「葛西駅」から徒歩15分くらいの住宅地の中にある。河川の跡なのか、途中の道が曲がり入り組んでいるため少しわかりにくい。鳥居をくぐるとすぐ右手に手水舎があり参道を進んだ正面が拝殿となる。

拝殿

左手に神楽殿があり、香取神社の右側には八雲神社が並んでいる。こちらも、かつて長島村の西部に祀られていたが、昭和26年(1951年)に移された。境内にある石碑には、その後年月とともに朽ちていたが昭和46年に改築したと記されている。

富士塚

その他にも境内社が複数あり、香取神社の社殿裏手には諏訪神社、長島の富士塚(区登録有形民俗文化財)、合祀殿(龍神社・稲荷神社・三峯神社・事比羅神社・御嶽神社・天祖神社)が確認できる。

合祀殿

御朱印は境内右手前にある社務所で拝受できる。授与窓口は閉まっていたが、インターホン呼び出しで玄関の中に入り対応していただいた。なお、御朱印は直書きで初穂料は300円だった。

御朱印


2026/07/07

平井天祖神社

 江戸川区平井にある神社。江戸川区の文化財・史跡ページによると、旧中平井村の鎮守で創建は不詳。別当は近くにある安養寺で、1874年(明治7)に村社となった。御祭神は天照皇大御神で合殿に布都主命、武甕槌命を祀る。

一の鳥居

『新編武蔵風土記稿』の「中平井村」の項に香取・鹿島の二神も含む三社が合祀されているという記録もあるが詳細は明らかではない。香取社は平井6丁目70番2号にあったものが移されたという話があり、平井天祖香取神社と記されることもある。

手水舎

境内はJR総武線「平井駅」から徒歩10分くらいの住宅街にある。一の鳥居から二の鳥居へと参道を真っ直ぐ進むと正面が拝殿。その両脇には天水桶が並んでいる。なお、手水舎は一の鳥居の左手にある。

拝殿

社殿の左手に境内社として香取神社と水神社が確認できる。また、御神木ではないが社殿の右手には大きな銀杏の木があり江戸川区保護樹に指定されている。その右手に神輿庫という配置だ。

香取神社(境内社)

御朱印は境内の右手にある社務所で拝受できるが、書き置きのみ(日付記載なし)で初穂料は500円。葛飾氷川神社が本務社となっており、そちらでは直書き対応していただけるようだ。

御朱印


2026/07/04

亀有四社稲荷 (亀有香取神社境内社)

 東京都葛飾区にある亀有香取神社の境内社。藤四郎稲荷、浮洲稲荷、松山稲荷、享保稲荷の4つの稲荷神社の総称で、由来書によると“亀有の各所に祀られていた稲荷社を香取神社へ勧請したのが由来”とある。

亀有四社稲荷

この地の守護神として多くの信仰を集めていたが、まとめてお祀りされることなく、四社それぞれの社が残されているのは珍しいという。この他にも亀有香取神社には境内社として足の神様である道祖神社がある。

両さん銅像

もともと、外部から侵入してくる邪霊・悪霊を防ぐために村境や辻に祀られのが道祖神だが、現在は交通安全の神様として 崇敬されている。香取神社の道祖神の近くにはこち亀の両さんの銅像もあった。

亀有四社稲荷は香取神社社殿の裏手にあるため、うっかりすると見落としてしまう。さらに社殿の右手には境内社の神明宮、白山神社、水神社、諏訪神社が並んでおり、間違いやすいので注意が必要だ。

境内社

亀有四社稲荷の御朱印は亀有香取神社の社務所窓口で拝受できる。書き置きのみで、初穂料は500円。今回は七夕の短冊もいただき、願い事を書いて結んできた。なお、道祖神社の御朱印もここで拝受可能となっている。

御朱印